経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の4月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)など3業種が前年同月比増加した。TPは同12.5%増の571億2千万円と、3カ月連続で増加した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が11.8%増加。入場者数は一般が8.1%、団体が7.2%それぞれ増加し、全体で8.0%増加した。
ゴルフ場は0.5%増の79億8800万円と、5カ月ぶりに増加した。利用料金収入が2.3%、利用者数が2.7%それぞれ増加した。
ボウリング場は1.1%増の13億9100万円と、7カ月連続で増加した。
ゴルフ練習場とパチンコホールは減少した。このうちゴルフ練習場は1.1%減の26億9500万円と、2カ月ぶりに減少。利用者数が0.4%減少した。
パチンコホールは8.1%減の2783億1千万円と、49カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、5業種全てが前年同月比増加した。外国語会話教室は13カ月連続、結婚式場業は2カ月ぶりにそれぞれ増加した。